成婚率って…信じる意味ある?
婚活してると、よく見かけるよね。
「成婚率○○%!」
「業界最高水準の成婚実績!」
…でも、正直言っていい?
そんなの、全然あてにならないから。
もちろん、企業努力としてちゃんと頑張ってる相談所もあるよ。
でも「成婚率」って、分母と分子の取り方次第でどうとでもなる数字なんだよね。
たとえばこんなカラクリ
ある相談所の会員さんが、
たまたま昔の職場の人と再会して、そのまま結婚したとする。
これ、相談所の成果?
…違うよね。
でもそれを「成婚」ってカウントしてるところ、普通にある。
もちろん成婚率を良く見せるために。
そもそも、成婚率って誰の話?
成婚率70%って聞いて、
「じゃあ自分もいけそう!」って思ったそこのあなた。
ちょっと待った。
それってつまり、
「自分はその70%に入れる前提」で考えてるってことだよね。
…その根拠、どこにあるの?
年齢、年収、希望条件、婚歴、外見、性格…
人それぞれ全然違うのに、“平均的な成婚率”だけ見て安心するのは危ない。
それにね、恋愛偏差値が高い人はそもそも相談所に来ない。
自然にパートナー見つけてるから。
何%なら安心できるの?って話
例えば、10社話を聞いて、
A社「うちは成婚率80%です!」(※たぶん盛ってる)
J社「うちは20%です」(※たぶんこれでも盛ってる)
じゃあ、あなたは当然80%の方に入るって思ってるの?
それ、チョロすぎない?笑
数字が高い=自分の可能性も高い、って信じちゃうのは、
ちょっと現実見えてないよ。
成婚率に騙されないための4つのチェックポイント
成婚率をドヤ顔で掲げてくる相談所に出会ったら、
ぜひ聞いてみてほしい。
「その数字、どうやって計算してるんですか?」
最低限チェックしたいのはこの4つ👇
→ いつからいつまで?対象人数は何人?
→ 結婚?婚約?仮交際?それとも“いい感じ”で退会したら成婚扱い?
→ 決まらずに途中で辞めた人は分母から外してませんか?
あくまでも現会員の人数?
→ 他社とのマッチングや、外で勝手に出会った成婚も含んでない?
パンダのそもそも論
ここまでいろいろ書いたけど、
パンダはそもそも、成婚率って数字そのものが“まやかし”だと思ってる。
「分母と分子の取り方で変わる」って言ったけど、
それ以前に、どの数字を拾えばいいかすら決まってない。
パンダは相談所で働いていたけど、
一度も「成婚率」なんて計算したことがない。
いや、できなかった。正確にはそれ。
だってこんな感じ👇
- 決まらずに退会→もうやめちゃったからカウントしなくていいの?
- 他で出会って結婚 → うちの成果?違うよね
- 連絡取れなくなった → どっちにカウントするの?
これでどう計算しろっていうの?って話。
一応、計算式はあるらしい…
業界でよく使われる「成婚率の計算式」はこれ。らしい。
成婚退会者数 ÷ 全体の退会者数 × 100(%)
もしくは
成婚退会者数 ÷ 総会員数 × 100(%)
で、パンダ的には総会員数で割る方がまだマシだと思ってる。
あくまで”まだ”マシね。
その総会員数ってのもホントかわからんしさっきも書いたけど決まらずにやめていった会員の扱いはどうなってるの?絶対入れてないよね?って話。
そもそも会社によって成婚率の出し方がバラバラ。
これってもう「比較する意味すらない」ってことだよ。
パンダ、実は調べてみた
この記事を書くにあたって、パンダも一応調べてみたの。
ネットで「成婚率 平均」とかで検索すると、業界平均は10%くらいらしいよ。
でも、パンダは現場の人たちにもちゃんと聞いてみた。
業界の知り合いたち、結構な人数にね。
その返答は、だいたいこんな感じ👇
- 「知らない」
- 「出してない」
- 「わからない」
ほぼこれ。
ネットで見かける“平均10%”って数字、
いやいや誰が出したの?どこ調べ?ってツッコミたくなる。
しかもパンダ的には、10%でも高くね?って思ったよ。
だって実際、入会してても活動しない人なんて普通にいる。
登録だけして、何もせずに終わる人もいるわけだし。
結論:そんな数字、信じる必要ある?
ここまで読んで、どう思った?
パンダは正直、
成婚率を売りにしてる相談所よりも、
「そんなもん意味ねーよ」って言ってくれる相談所の方が、よっぽど信頼できると思う。
だって婚活って、結局は人と人との“ご縁”。
数字じゃ測れないし、統計じゃ出せないんだよ。
まとめ
成婚率って、ただの飾り。
そんなものに安心を求めるより、
“今の自分”とちゃんと向き合って、
“未来の誰か”と本気で向き合った方が、
結婚にはよっぽど近づくよ。
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