婚活の主役はあなた【婚活あるある】

婚活あるある

婚活において親の介入はマイナスでしかない

…とパンダは思っている

結婚って、本人と本人の問題──
いや、そうじゃない。もちろん主役は本人同士なんだけど、
結婚後の生活を考えれば、「本人だけの問題」ってわけではない。

じゃあ、婚活において親が出てくるのってどうなん?て話。

正直申し上げます。

マイナスでしかない。笑

“親の意見”を持ち込みすぎる

たとえばある女性会員さん。

諸条件も良いし、見た目もきれいで、男性からの申込も多かった。
でも、なかなかうまくいかない。

理由はシンプル。

お見合いのたびに「母がこう言ってたんですけど…」を連発してた。

男性からしたら「え、あなたの意見はないの?」って思うし、
何より「この先ずっと義母の存在がチラつくのか…」って不安になっちゃう。

【さらに厄介】最初から「同居前提です」な人

もう一つ、親絡みでよくあるのが「同居希望」

これもね、最初から言うと高確率で断られる。

ある30代男性会員。清潔感あり、会話も上手。
「なぜこの人が結婚できないの?」って思うくらい順調な滑り出し。

お見合い→交際まではスムーズなのに、なぜか長続きしない。

原因は…実家住まい&最初から同居希望。

本人は別にマザコンとかじゃないの。
ただ家を出る必要がなかっただけで、「なんとなく」同居を考えてた。

でも相手からすると、“親ありき”に見える。

ちなみにこの男性、仲人がアドバイスして一人暮らしを始めたところ、
その後はトントン拍子に進んであっという間に成婚。マジです。地方の話ね。

「子どもが欲しいから結婚したい」って人と少し似てるのよ。
相手と向き合う前に、自分の事情が前面に出ちゃってるって印象になる。

【余談だけど】一時期流行った「親同士の婚活」

少し脱線だけど、パンダが現役仲人やってた頃、
一時期すごく流行ったのが「親の婚活」。

“親の再婚”じゃないよ?

親が相談所と契約して、親同士でお見合いするという謎システム。

つまり「うちの息子が独身でして…」「うちの娘もなんです」
という親同士が、本人抜きでまず顔合わせ。

条件が合えば「じゃあうちの子と、そちらの子を引き合わせましょう」って流れになる。

…いや、主役どこ!?
親が決めて、子どもが従うって、もう時代逆行もいいとこ。

今でも“親の代理婚活”って残ってるみたいだけど、
パンダはあんまり賛成じゃない。て言うか大反対。だって結婚するのは本人だから。

昭和と平成の“親の関わり方”の違い

昭和と平成でも、親の関与の仕方は全然違った。

昭和:
家同士の結びつきが強くて、「親が決めた相手と結婚」も多かった時代。
いわば“親が選び、本人が従う”婚活。

平成:
自由恋愛・晩婚化・核家族の進行によって、
「自分で選んで、自分で決める」婚活にシフト。

でも現代って、その間を揺れ動いてる感じがある。
親の意見を気にしながら、自分の希望も捨てられない──
だからこそ「親の干渉」が足を引っ張りがちになるのよ。

そして令和はどのようになっていくのか…

【伝説の実話】3人1組で活動していた家族

当時、パンダが働いてた相談所に、珍しく20代の女性が入会した。
(パンダが働いてたのは40代、50代をメインターゲットにしてた)

入会面談に来たのは、本人+両親の3人。

親と来る人は時々いるけど、両親そろってってのは珍しかった。

困ったことに面談中に本人とほぼしゃべれない。全部親が答えるの。

「一旦ご本人様とお話させてください!」
って何回言ったかわからん。マジで。

通常、女性の入会案内って40分〜60分くらいなんだけどトータル4時間近くかかった記憶が。
なんとか入会契約完了。

で、お相手紹介の日。
まさかのまた3人で来店。…まあ、ここまではギリ許す。

そして初お見合い。当日、また3人で来店。マジか…さすがに親は別室に行ってもらった。

お見合い終了後──
本来は仲人が本人から感想を聞くんだけど、なぜか親が先に感想を聞きに行く始末。

結果は、男性→OK、女性→OK、両親→NG。なんでやねん!

理由は「男性が長男だから」。
いやいやいや、本人たちがいいって言ってるのに…?

なんとか説得して再度会うことには納得してもらった。
嫌な予感がしたからデートの待ち合わせを会社に指定した。
そしたら案の定また3人で来たよね。

でね、パンダはずっと疑問だった。

本人は本当にこれでいいの?
普段からこうなの?
仕事とかどうしてんの?

本人に聞けよって思うかもしれないけど無理なんよ。
だって常に横に両親いるんだから。
電話で聞けよって?
無理なんよ。
親に連絡してくれって言われてんだから。

結局そのデートで破談。
理由は「親がNOと言ったから」──本人もそれに従った。

申し訳ないけど、パンダはその時、
「もうこれは無理です。うちではお世話できません」ってことで退会してもらった。

このブログ書くにあたってこの人のこと思い出したけど…
退会させたって選択は果たして正解だったのか…
あの頃はまだまだパンダ自身も経験不足だったから…

今さら思う。違う方法無かったかなーって。

「親に安心してもらうための結婚」って違うと思う

「親に心配かけたくない」
「そろそろ親も高齢だから、安心させてあげたくて」

そういう気持ちを否定する気はない。

でも結婚って、“親を安心させるため”にするものじゃない。

自分が、誰とどんな人生を歩みたいか。そこが出発点のはず。

婚活を「親孝行の手段」にしてしまうと、
自分の気持ちを置き去りにしたまま結婚することになっちゃうよ。

「親に全部話してます」って、正直こわい

女性に多いんだけど──
「婚活の内容全部、親に報告してます」って言う人。

いや…パンダが聞いてもゾッとするけど、
お相手男性目線だともっとこわいのよ。

だって、これからの生活の中で、
「ケンカした内容までお義母さんに筒抜けになるの…?」ってなるわけ。

親との関係が近すぎる人って、相手からすると“監視されてる感”がすごい。

親を大事にするのと、「全部を親と共有する」のは違う。
自分の気持ちは、自分の言葉で整理できるようにならないと難しい。

【まとめ】親は“感謝する存在”であって、“交渉材料”ではない

親を大切に思う気持ちは、もちろん素晴らしい。
でも婚活では、それを相手に押しつけないことがめっちゃ大事。

「親がこう言ってる」
「結婚したら同居して当然」
「うちの家族とも仲良くしてね」

これ全部、“当たり前”じゃない。

結婚って、まず夫婦が向き合う関係をつくるところから始まる。
その土台ができてから、親との付き合い方も自然に決まってくるんだ。

そして、親のことを大切に思っているならこそ、
その思いを一人で背負って行動できる人の方が、信頼される。

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