占い師Yさんと“永遠の待ち人”

伝説の会員シリーズ

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職業:占い師−運命の出逢いがそこにはある−

飛び込み占い師、現る

もう10年以上前の話。
記憶を頼りに書くから多少脚色はあるけど、
強烈に印象に残るお客さんだから大体の流れは合ってる🐼

当時、パンダはある店舗の支店長的なポジションにいた。


ある日、一人の男性が飛び込みで来店。
非常に珍しい。


当時の婚活業界はアウトバウンド営業が主流だったのでお客さんから来てくれることなんてほとんどなかった

仮名:Yさん、40代後半、職業は…占い師!

「おー、香ばしいな」と思ったのが正直な第一印象。

で、入会案内をするわけだけど何せ飛び込みで来てるから営業担当が誰もいない。


そもそもそんなに大きな支店じゃないから社員自体が少ない。

全員お客さん対応中ってことでパンダの出番🐼

登録手続きより〇〇さんの行方が気になる

面談ルームに案内し、コーヒーも出していつも通り面談開始。

が、パンダ着席後いつもと違う展開へ

🐼「本日はご来店ありがとうございます!支店長のパンダです!」

🔮「こんにちは。まずは私の話を聞いてください」

🐼「?はい。勿論です」

🔮「実は私、占い師でして」

🐼「ほぉ…それはご趣味とかではなくて?お仕事がと言うことでしょうか?」

🔮「そうです」

🐼「ほぉ…なるほど」

🔮「この相談所に〇〇さんと言う女性はいませんか?」

🐼「〇〇さんですか?それは会員様でと言うことでしょうか?それとも従業員ですか?」

🔮「どちらでもいいです」

🐼「????」
🐼「従業員で〇〇と言う者はおりません。会員様ですと個人情報の観点から会員様以外にお答えすることは出来ないんです」

🔮「なるほどそうですか…」
🔮「わかりました。今から登録します」

🐼「!!!」

🔮「登録しますんで〇〇さんと言う方がいるか教えてください」

🐼「え?え?あのシステムとかのご説明は?料金の説明とか…」

🔮「結構です。登録しますんで今から手続きしてください」

🐼「え?あ、わかりました。コースがいくつかあるんですがどうしましょうか?」

🔮「では、そこだけ説明してください」

当時の1番スタンダードなコースを選択

そしてここから手続き開始

さらにATMでお金をおろし料金も受領←結構な金額よ

🐼「以上で手続きは終了です」


🐼「ここからは実際の取り組みの準備作業を始めますね。まずはYさんのプロフィールを作成します。その後お相手様の希望条件等おうかがいしますね!」

🔮「いえ結構です。〇〇さんと言う女性がいないか教えてください」

🐼「え?いやいや」

ここでパンダは考えた


あれ?これストーカー的なやつ?
なんかやばいことに巻き込まれてない?
パンダ判断でこれ答えていいのか?


てことで

🐼「お調べしますので少々お待ちくださいね」
と告げ一旦離席

まずは支店の管理台帳をチェック
(小さい支店だったのでシステムがない笑)
支店には〇〇さんという女性はいない。

考えるパンダ
あかん!これはパンダの独断では対応できん!と判断

本店に電話
事情説明

念のため本店のデータベースで全店の会員をチェック

〇〇さんと言う女性はいなかった。

いないなら問題無いだろと言うことで普通に対応しろって言われた。

まあそうか
いたら悩むとこだけどいないからな

ただここでもう一個懸念がある

いないってわかったらクーリングオフあるんじゃね?ってこと


この1時間なんだったんだってなるよね
まあ仕方ないか…と部屋に戻った

🐼「大変お待たせいたしました!〇〇さんと言う女性はいらっしゃいませんでした」

🔮「そうですか…じゃあまだか…」

🐼(まだ?なにまだって)

🐼「念のため本店のデータベースで全店の会員様をチェックしましたがいらっしゃいませんでしたよ」

🔮「わかりました。近い将来〇〇さんと言う女性が必ずここに来ます。来たらすぐに連絡をください。それ以外で連絡はいりません」

🐼「え?どう言うことですか???」

🔮「はぁ😮‍💨」←この顔いまだに覚えてるよ

🐼(めっちゃため息やん)

🐼「申し訳ありませんがもう少し詳しくお話しいただけますか?」

🔮「あのですね。占いで出たんです。ここの相談所に僕の結婚相手がいるって。〇〇さんと言う女性です。ですのでその方以外と会う意味は無いんです。」

🐼「は、はぁ」

🔮「近い将来必ずここに来ますんですぐ連絡ください」

ホントにこれで帰った。

ただ放置ってわけにはいかないので定期的に電話で話はしてた。

待てど暮らせど…1年、2年、3年

それから

1ヶ月…

2ヶ月…

半年経ち…

気づけば1年…

はい。
ここで問題発生
パンダが働いていた相談所は1年契約だったんです。

続けるには更新が必要(当然有料)
どうしたもんか…

一旦電話で事情説明した。
すると…
🔮「今から行きますね」

驚きの展開

Yさん来店
そして更新
現金持ってきてた。

🐼「あのー普通に活動しません?」

🔮「いえ、結構です」

🐼「いやでも…」

🔮「もうすぐだと思うんで」
🔮「では◯◯さんが来たら連絡ください」

帰った

そして再び

1ヶ月…

2ヶ月…

半年経ち…

気づけば1年…

電話にて
🐼「あのー…」

前回と全く同じやり取り

そして2度目の更新

🐼「他の方ご紹介しますよ?」

🔮「結構です」

🐼「はぁ…」

もうね。この時には社内(全店含めて)でも噂の会員さんになってるわけ。

新規女性の面談が入るたびに従業員が「名前は⁉」ってなるくらいには有名人になってた。

ところが待てど暮らせど一向に◯◯さんという女性は来ない。

気づけば入会から3年が経過してた。

3度目の更新のお電話

🐼「あのー◯◯さんと言う方はご入会してなくてですね…間も無く期限が切れるんですが…」

🔮「あ、もういいです」

ガチャッ

そこからは何度電話しても繋がらず

結論:占い信じすぎは危険🐼

この案件を通して、パンダが学んだこと

  • 現場では普通じゃ考えられない会員もいる
  • 占いを信じるあまり現実が見えなくなることもある
  • どんなに不思議な話でも、冷静に対応するのがプロの仕事

「結局、Yさんの運命の出逢いはパンダの元には現れなかったけど、
占いを信じるより現実を見る方が大事だってことは身をもって学んだよ🐼」

もし「現実的に婚活を効率よく進めたい!」と思ったら、パンダおすすめの結婚相談所比較サイトも参考にしてみてね。


どの相談所が自分に合うか、条件や料金もまとめてチェックできるから、運命任せじゃなく自分で未来を選ぶ一歩になるよ🐼

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パンダはもう占い信じるのやめようと思いました🐼

今日も読んでくれてありがとう🐼
とてもうれしい🐼

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